行動量が爆上がりする組織と個人の共通点

目次

「あ、これだ」と思えた3つのスイッチ

何度かこの動画を見直しているけど、本当にこの3つが機能すれば、組織も個人も行動量が爆発的に増えて、成長も成果も加速すると思う。

① 心から「手に入れたい」と思えること
② ヒリヒリするほどの期日
③ 「なんかやれそう」と思える思考や環境(=やれちゃう気)

▼動画はこちら

この動画を配信しているのは、グッドサン山口さん
株式会社ミズカラ」で組織コーチングを提供されており、心理学や認知科学の視点から、行動と組織変容について発信している方です。

今回の記事では、この動画を通して僕自身が感じた気づきと、そこから見えてきた「自走する組織・個人をつくるヒント」を、自分なりの視点でまとめてみました。

行動を引き出す「3つの要素」

① 心から「手に入れたい」と思えること
単なる「やらされ感」のある目標ではなく、自分自身が本気で「欲しい」と感じる未来があるかどうか。たとえば「もっと自由な働き方をしたい」「尊敬されるリーダーになりたい」など、自分の価値観に深く根ざした目標であるほど、エネルギーが湧く。

② ヒリヒリするほどの期日
「いつかやる」では人は動かない。心地よいプレッシャーを感じるくらいの締め切りがあると、集中力と優先順位が一気に高まる。今日中の資料、来週の新規提案、1ヶ月後のプレゼン、今月中のリリースなど、リアルな期限を設定するだけで動き出しやすくなる。

③ 「なんかやれそう」と思える思考や環境(=やれちゃう気)
人は「完全に準備が整っている」と思える状態じゃなくても、「なんかいけそう」と感じられると動き出せるもの。たとえば、相談できる仲間がいる、前に似た経験がある、小さな成功体験が積み上がっている――そんな環境や内的な感覚が背中を押してくれる。

無意識にワクワクしてしまうような目標と、明確かつ適切な締め切りを設定して、「やれそう」って思える状態をつくる。それだけで、人は自然と動き出せる。


組織が動かないのは「適材適所」が機能していないから

でも、適材適所が機能していないと、組織の目標はただのトップダウンの指示でしかなくなってしまう。
「Aさんは本当は企画が得意なのに事務作業に回されている」「Bさんは実行よりも調整の方が強いのに現場責任者にされている」――こうしたミスマッチが続くと、本人のモチベーションも落ち、周囲の動きも鈍くなる

結果、現場が自走せず、目標も形だけになってしまう。成果が出ないのは、必ずしも個人の能力のせいではなく、配置や役割設計の問題かもしれない。


行動できないのは感情が動いていないから

「〇〇はなんで行動できないの?」「どうしてやれないの?」「本気で達成したいなら考えて行動するでしょ?」

―― そんな言葉を何度も言われてきたけど、それって結局、感情や無意識レベルで納得できていない状態なんだと思う。

「やるべきこと」は頭では理解できても、気持ちが動いていないと、実際には動けない。
心がついてきていないまま、義務感や責任感だけで走ると、疲弊するだけで続かない。上からの言葉よりも、自分の内側にある「納得」が行動の起点になる。


「わかっていても動けない自分」を責めない

「モチベーションは自分でつくるもの」とか、「小さな成功体験の積み重ねが大事」という話に納得はしてる。たしかにその通り。

でも、わかっているのに動けない自分がいる。
「本当はやった方がいい」「ちゃんと考えなきゃ」…そんなふうに理解はしていても、感情が乗らない。心が動いていないとき、人は行動を先延ばしにしてしまう。

そういうときにありがちなのが、「とりあえず周りに合わせておく」という忖度パターン
「空気を読んで従っているふうを装うけど、本心では納得していない」――これでは本当の意味での行動にはつながらない。


永続的に機能する組織とは

だからこそ、ボトムアップ型で、永続的に機能する組織やコミュニティをつくるには、
「感情が自然と動き出す文化や環境」が必要なんだと思う。

上から与えられた目標をこなすのではなく、一人ひとりが自分の「やりたい」や「大事にしたい」を起点に、チームの方向性とつながっていく
その感情の動きこそが、自発的な行動と持続可能な成果を生み出していく鍵になる。


エネルギーが湧かないときに試してほしいこと

組織に属しているけれど、なんとなくエネルギーが湧いてこない――
そんなときは、仕事や日常生活の中で「無意識に反応してしまうこと」「無性にやりたくなること」「どうしてもやりたくないこと」を一度分解してみるといい。

・SNSを見ると反応してしまうテーマ
・なぜか没頭してしまう作業
・やろうとすると気が重くなるタスク

これらはすべて、自分の価値観や本音を映すサイン
その中に、自分が本当に望んでいる未来や環境のヒントが隠れていることがある。


欲しい未来を、自分から動いてつかみに行く

そして、その欲しい未来を手に入れるために、自ら提案し、行動することが大切。
「もっと裁量のある仕事がしたい」「お客様との接点を増やしたい」――そう思うなら、それを叶えるために動くことが、現実を変える第一歩になる。

もしその未来の延長線上に、上司や組織が求める方向性が見えてきたら――
そこで初めて、個人と組織が“win-win”でつながる。
そういう在り方が、持続的なエネルギーや行動力につながっていく。

株式会社ミズカラさんの認知科学コーチングについては、こちらからご覧いただけます。
僕自身も体験セッションを受けてみましたが、久しぶりに感情がワクワクする感覚を味わいました。
「本気で理想の未来を手に入れたい」という方には、心からおすすめしたい内容です。
(ちなみに僕は、来年1月から本格的にコーチングを受ける予定です)

ミズカラ
認知科学コーチングとは | すべての人に可能性があるミズカラ 認知科学コーチングは、無意識の信念を見直し、書き換えることで自己変革を促す手法。GOAL設定と認知の書き換えを通じて、最大限のパフォーマンスを引き出し、人生の可能性...

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